こんにちは。えし(@eshi_create)と申します。
今回は、AKRACING PRO-X-BLUEを1年以上使ってみてのメリット・デメリットをレビューしていきます。
↓今回レビューするのはこちら↓
僕がAKRACING PRO-X-BLUEを買うまでの経緯
僕は普段から、「朝起きたらまずパソコンを立ち上げる」「仕事などから帰ってきたらまずパソコンを立ち上げる」「休日、外に気分転換に出かける以外は基本家でネットサーフィンかPCゲームをする」
というぐらいパソコンの前にいることが多い生活です。(テレビも見ることが少なくなりました)
そんな僕が以前、普段から使っていたイスがこちら。

クッション性もあまり無いし、背もたれも固定で高さが短い。
これで長時間パソコンの前で作業するのはちょっとしんどいな・・・と感じ始め、「ゆったりと座れるゲーミングチェアなるものを買ってみよう!」と決めました。
いろいろメーカーはありますが、ゲーミングチェアの有名どころで言うと「DXRACER(デラックスレーサー)」と「AKRACING(エーケーレーシング)」をよく聞いたことがあったので、この2つのメーカーのどちらかにしようと考えていました。
この2つのメーカーを見たとき、まず値段が違うなぁと感じました。DXRACERは約3万円台~あるのに対し、AKRACINGは約4万円~ほど。
「ん~・・・どうせ高い買い物するし、思い切って値段が張るAKRACINGにしてみよ!高ければ高いほど質もいいでしょ!」という非常に安直な理由でAKRACINGに決めました。
細かく言うと、AKRACINGのPRO-Xの場合、アームの調節が細かく調節できるという点に惹かれたというのも理由の一つです。(詳細は後述しています)
ここまで決める中で、【直接一度も現物の展示品を見に行ったり、展示品を実際に座りに行ったりしていません。】
Amazonなどの商品ページのみで判断しました。
・・・これは大きな買い物をするのに非常に危ない行為です。笑(家具を買いに行くのにサイズもろくに図らず、現物を見ずに買うようなもんです)
さぁ現物はどうなるのでしょうか・・・
AKRACING PRO-X-BLUE到着~組み立てまで
商品到着時
AKRACING PRO-X-BLUEが自宅に届きました。Amazonで購入しましたが、梱包はAmazonの段ボールではなく、AKRACINGの梱包で届きました。

部屋が汚かったので周辺はモザイク掛けていますが、
「で、でけぇ・・・」
配達のお兄さん、よく一人で運んで来れたな・・・ってぐらいデカいです。重たいです。
商品到着時は、1つの大きな段ボールにパーツがバラバラの状態で入って届きます。
組み立て作業
組み立て時の画像が無いのが申し訳ないのですが、1つ注意点を挙げるなら、背もたれ部と座面部を合体させるときには非常に力が必要です。(背もたれを支える金具が非常に固いです)
※この動画はAKRACING製のゲーミングチェアですが今回紹介しているPRO-Xシリーズの製品ではありません。あくまで組み立ての参考用としてご覧ください。※
上の動画だと、0:36秒部分で出てくる、側面の2本の金具の事です。これが梱包開封時には座面側に倒れた状態である可能性があります。
これを動画のような状態に起こす必要があるのでこの時にとても力がいるということ。
かなり大変だった記憶があるので、もし女性の方がやる場合はお気を付けください。手伝える人が近くにいるならば2人とかでやった方がおすすめです!
AKRACING PRO-X-BLUEの良かった点・悪かった点【メリット・デメリット】
良かった点(メリット)
背もたれを180度までリクライニングできる


このようにフラットな状態までリクライニングすることができきます。
他メーカーはこれより少し角度が浅い150度ぐらいが多いですが、こちらは180度まで対応しています。
(少し角度が浅く見えますが、しっかり倒れています)
正直、数時間ぐらいだったらこのゲーミングチェアでよく眠れます。笑
ただ、ここまでリクライニングできて眠れるなら、足も伸ばして寝たいという感覚になります。
足だけ地面に付いているとやはり、完全にはリラックスしきれないかなぁというような印象。
なので、下記の商品のような足置き台もセットであると非常に便利だなと感じました。
ひじ置き(アームレスト)の自由度が高い
(スマホのカメラが壊れかけで黒い点が映り込んでいますが気にしないでください)
Amazonなどの商品紹介文でも書かれているように、【可動式4Dアジャスタブルアームレスト】を採用しています。
高さ、前後、左右方向への回転により、自分にフィットする位置で固定が可能です。
少しポイントとしては、回転方向。
回転方向は、3段階(3方向)のみの角度変更しかありません。(上記動画を参照)
高さは、ほぼ無段階。前後は回転方向と同じようにスライドすることで「カチカチカチカチっ」と多段階で調節が可能です。
イマイチだった点(デメリット)
座面の奥行き広すぎ問題
僕は、身長169㎝の普通体型の人間です。
ゲーミングチェアを選ぶ際、サイズもメーカーによって微妙に違って少し迷ったのですが、「大は小を兼ねる」という言葉もあるくらいなので、思い切って大きいサイズであるこのAKRACINGのPRO-Xシリーズを購入しました。
ですが、これが失敗でした。
僕自身、身長は平均より少し低いですし、体型がガッチリしているわけでも、太っているというわけでもありません。
その分、この大きい座面のPRO-Xに普通に座ると、深く座って背もたれに自分を預けない限り、完全にお尻の後ろ側(背もたれ側)にスペースが空いてしまうんですね。
深く座ると身長が高くないせいもあってか、ひざ裏が座面側に圧迫されるのでちょっとそこも気になる点。

このゲーミングチェアを使い始めた当初はあまり意識しなかったんですが、使い慣れてくると逆にそのスペースに違和感を覚えてきました。
しかも、何かパソコンに向かって集中して作業するとなると姿勢が良くなる(前傾気味になる)ので、余計に背もたれを使わなくなるんですね。
もっとお尻側のスペースが無ければ、自然と背もたれもフィットするのかなと思います。
身長が高い人・大柄な人にはおすすめだと感じました!
背もたれ、なんでちょっと湾曲してるの?問題
このPRO-Xシリーズは、他のゲーミングチェアと違って背もたれ部分が、若干弓なりに湾曲しています。
画像を見て分かるように、他の商品とは背もたれ部分の形が少し違いますよね?
【AKRACING PRO-X-BLUE】

【その他のゲーミングチェア】

恐らく、「より人間工学に基づいて」というような配慮でそういう設計になっているのだろうと推測しています。(人間の背中は定規みたいにストレートってわけではないですよね)
ですが、これが僕にはあまり合いませんでした・・・
集中して作業するとき、背もたれを起こし、姿勢をまっすぐにするのですが、この時に、その湾曲した背中部分が少し空いてしまい、いまいちフィットしなかったんです。
リクライニングして寝るときはほぼ違和感なかったのですが、作業時には違和感となってしまいました。
個人的には、この製品以外のゲーミングチェアのように背もたれ部分はフラットになっている方がいいなぁと思いました。
後頭部部分の穴

この穴は付属している頭用のクッションのストラップを通すための穴なのですが、実際僕はあまりそのクッションを使いません。
ちょっと高さとかが体に合いませんでした。
なので、リクライニングして寝るときにその穴部分がちょうど後頭部に当たってしまい、地味に痛いです。
そのため、穴から少しずらすように首を動かすこともあるので、この点がちょっと「う~ん」と思ってしまいました。
タオルとか薄めのクッションを敷いたらある程度は対処できるのかなぁという印象です。
ゲーミングチェアを購入するにあたっての注意点【経験談】
ぜひ展示品を試座しに行ってください!!(声を大にして)
試座するときに特に気を付けてほしいことがあります。
それは、【初めて座ったイスは基本、すごく自分にフィットするように感じてしまう】ということ。
これ意外と意識していない人多いんじゃないかなと思います。
展示品に座った時、皆さんは「あ~このイス気持ちいいな~」というようにどっしりと思わず座ってしまいませんか?
そのイスを実際に自分の部屋で使うとなった場合、どういう姿勢で普段使いますか?
どんな感じで座りますか?
ここを意識するだけでモノ選びが格段に変わってくると思います。
特に、展示品に座ってすぐは意識できないことが多いんですよね・・・
なので、普段自分がよくとる姿勢をとってみて本当に自分にフィットするかどうかを試すのが、試座だと思っています。
僕みたいに現物も見ず、ネットの情報だけで買って「思ったのと少し違った」という人が少なくなればと思います!笑
やっぱり、大きな買い物をするときは現物調査が確実です。
ただ、店頭だとネットより高額な可能性もあるので、「店頭で展示品を見に行って、ネットで購入する」というのが一番良い買い方かなと思います!
まとめ
今回は、AKRACINGのPRO-X-BLUEをレビューしてみました。
小柄な人や普通体型の人でももちろん使えますが、身長が高い人や大柄な人には特におすすめです!
僕個人の目線で言うと、「ちょっとデカすぎた」というのが正直な印象でした。
ポイント
- 180度リクライニング可能
- ひじ置き(アームレスト)の可動域が柔軟
- 全体的に大きめのつくり
- 購入の前にはできるだけ店頭で試座を!
カラーバリエーションは、グレー・白・赤・青の全4色あります。
マイナスだった点も多く挙げましたが、以前使っていたイスよりとても快適です。
ゲームに限らずオフィス等、長時間パソコンでの作業を要する人にはおすすめのイスです!
買い替えを検討している方はぜひ!